抜歯後に、ネットで見かける様々な注意事項。
ホントのところどこまでオッケーなのか悩みますね。
そのなかでも今回は抜歯後の喫煙に関する体験談です。
喫煙者の方、必見です…
*注意*
医者や専門家の記事ではありません。内容に間違いがある可能性はあるので、すべてを鵜呑みにはしないでください!
親知らずの抜歯のススメ
虫歯でなかったり、まっすぐ生えている場合はなんの問題もありません。
ですが、斜めや横に生えている場合は問題です。
親知らずが他の歯を押して痛み出したり、虫歯になりやすいので口臭の原因になったりします。
また、本人が忙しく、疲れがたまった時に痛みが始まりやすい傾向があり、そんなときは非常に厄介ですね。
親知らずは年齢を重ねれば重ねるほど抜きにくくなるので、一度歯医者さんで自分の親知らずのこと、早めに相談しておきましょう。
抜歯に行ってきました
先日親知らずの抜歯に行ってきました。
問題の個所は左の上。
虫歯になっているものの、親知らずの場合は位置的に治療がしにくいので抜歯しましょうとのこと。
突然ですが僕には長所がひとつあります。
それは痛みにすごく強いこと。
虫垂炎になった時も、痛かったものの我慢、結局あんまりにも痛みが引かないので自分で車を運転して病院に行ったら盲腸はすでに破裂し、腹膜炎になりかけ、あわや大惨事でした。
そんなぼくですから特に抜歯も恐怖は無く、上の歯を抜くんだったらついでにその下も行っちゃってくださいとお願いしました。
磨きにくいし、上が無くなったら嚙み合わせ上必要ないかなぁてことで
下の歯はあごの太い神経に近いため出血が多いことがあるので大きい病院で抜きますと言われ、紹介状を貰い、大きな病院に行きました。
抜歯の方法
ということで 一日で二本の抜歯をすることになりました。
通常上の歯の抜歯は4/5人くらいは5秒ほどで抜けるそうです。
抜き方はもう、バールのようなものでテコの原理で力技です。
根が深かったようで上の一本に5分くらいかかったり、下の歯は一度砕いてから抜かれたりしましたが麻酔も効いていたので痛みはほぼありませんでした。
結局処置が始まってから終わるまで、1時間ほどで終わりました。
痛み止めと化膿止めをもらい、諸注意を受けて帰りました。
それから三日ほど、口の中の不快感はあるものの痛みもなく。
ここで問題が起こりました。
めちゃくちゃタバコが吸いたい。
抜歯後は激しい運動、アルコール、喫煙は原則禁止です。
出血が激しくなるから、などの理由もありますが一番怖いのはドライソケットという状態になることです。
抜歯後の恐ろしい状態、ドライソケットとは
抜歯後の歯茎は、 抜いた後にできた凹みに、通常は血餅と呼ばれるかさぶたができ、その血餅でカバーされながら治癒が始まります。
その血餅が、なんらかの原因で取れてしまい、凹みの奥の神経や骨がむき出しになってしまう状態のことをドライソケットというそうです。
神経がむき出しになるわけですから、当然ものすごく痛みます。
喫煙はせめて抜糸がおわってから
ぼくの場合も、抜いた部分を1針縫ってもらいました。
タバコを吸うと治癒が遅れたり、タバコを吸う動作で血餅がはがれる恐れがあるので、せめて1週間後の抜歯までは控えるようにと注意を受けました。
言われたその日にタバコを買って帰りましたが。
完全にナメてましたw
タールが特によくないらしい。
巻きたばこはタールを含んでいるので、傷跡になっている部分にタールが付くのは非常によくないようです。タールを含まいようなもので気を紛らわせるなら、せめてそっちの方がいいです。
というかこれを機に禁煙できるならそれが一番いいです。
特殊な吸い方をしてみる
ストローを吸うような動作をすると確かに血餅が取れそうなので、犬歯でタバコを挟み、そのまま口をイーっと横に広げて深呼吸する、特殊な吸い方を考案しました。
これなら剥がれないだろうと思い、人前ではしてませんが2日に1箱は吸いました。
この馬鹿な努力が喫煙者の意地です。
抜糸前日、痛みに襲われる。
完全に油断しました。
もう大丈夫だろうと、タバコの量も増えていました。
そんなとき、朝起きると抜歯した部分の歯茎が恐ろしく痛みました。
口の中の痛みは非常に不快で、何をしていてもテンションが下がります。
あんなに痛みに強かった僕が、歯医者に駆け込むことになりました…
結論
抜歯をしたら、一週間以上は絶対にタバコは吸わない。
というか、抜歯を機に禁煙をしたほうがいい。
お医者さんの言うことは聞こうと思ったリアルな体験談です、ぜひ参考にしてください…