コロナウィルスが陽性と分かったら、いかにFIPを発症させないか、発症してしまった場合いかに早く気付けるかが重要です
発症させないポイントは、免疫力を上げることのようです。
とにかく食べさせ、運動させ、睡眠をしっかり取らせる。日光を浴びさせるのもアリなようです。
ただ、 前の記事でも書きましたが、発症するのはほんの10%程度です。
初期症状のサインを見逃さないようにする
動きがすごくノロノロして、シッポをたれ下げながら歩いていたので調子が悪いんだろうなぁとはずっと思っていました。
ただ、今思えばこの時点で胸水はたまっていて息苦しかったはず。
ブログを書く上でiPhoneの写真フォルダを見返すと、驚くことに、発症しているであろう期間の写真でも結構平気そうに見えてしまうんです。
でも例えるなら、陸上にいながらずっと溺れかけているような状態です。(ウェット型は最終的に胸水の影響で呼吸困難になり、死に至ります)
いかに猫が我慢強く、人に弱みを見せない気高い生き物か分かります。
まだ一歳なのに、本当に強いですね…
ただここで唯一自分を褒めてあげたいのは、ほんのわずかな呼吸の異常を見逃しませんでした。
なんとなくお腹の動きが怪しいのが分かります。
後から思った、この時期の僕が学んだポイントを二つ紹介します。
同居ネコがいる場合、隔離は手遅れな場合が多い
猫コロナウィルスは経口感染です。一般的には同居している他の猫とは隔離を推奨されます。
急遽、クー達はあまり入れてなかった僕の部屋に布団を敷き、トイレとご飯、飲み物を用意して、遊び盛りなクーと僕でその部屋で生活を始めました。
しかし2日ほどすると、今度はクーにストレスがかかってしまい、クーの元気と食欲が一気に落ちてしまい慌てて元に戻しました。
獣医師の方に聞いたのですが、そもそも二匹以上で買う場合、一匹がコロナウィルスを発症した場合すでに他の子にも感染していると考えるようです。(FIPVは感染しません)
じゃあどうすりゃいいんだよ!て思っていますが、もうこれはクーの丈夫さを信じるしかないです。がんばれ、クー
健康なときの状態を把握しておく
もしかしたら健康なうちは、呼吸数の測り方なんて全く知らない人も多いんじゃないでしょうか。
はい、ぼくもそうでした。今まで大きな病気もなく伸び伸びやらせてきて、病気の知識を全く持っていませんでした。
でも病気の見極めは、健康な時の状態と比べてどうなのかってことになる部分も多くあります。
体重、呼吸数、飲水量、姿勢や歩き方など、健康なときによく見たり写真や動画に撮って覚えておくことをおすすめします。